絶版なんてもったいないよ。絵本と児童書。
今現在は発売されていないのが勿体なさすぎる子供の本の紹介です。
また発売してほしい!!
ーまずは親としても味わえる絵本
1975年にこどものとも月刊誌発売された後1977年にこどものとも傑作集で発売されました。その後一度2000年に復刻をしたようですが現在は販売されていないようです。
年老いた先輩猫ちょんが、子猫のごんごんに飼い猫としての生き方を教えていくお話です。ちょんの”なにごとも、じぶんでおぼえるがかんじん、わかったか。ごんごん”というセリフがずっと心に残っていく作品です。鮮やかでダイナミックな絵と、ちょんの大先輩としての風格が相まって風情がある作品です。親として、こうありたいと思わせてくれます。
腹を空かして歩いていた小さな野良ネコは、おいしそうな匂いがしてきたので、ある家にあがりこみましたが、その家の年寄りネコ・ちょんに、ごんごんと名付けられ、その家に住みつくことになりました。ちょんから、「何ごとも自分で覚えるが肝心」といわれて、扉の開け方、木の下り方などを学びながら、ごんごんは成長していきます。60歳から絵を描きはじめた大道あやの初めての絵本です。ー福音館書店HPより
ちいさなあおいさかな(作・松井スーザン 原田ミナミ)福音館書店
こちらの絵本は2002年に発売されたこどもの友が、特製版がになって2006年に発売されましたが重版がなかったのか現在は品切れの状態です。
ちいさなあおいさかなが、おおきなみどりのさかなに導かれ広い世界を知っていく物語です。しかし、ちいさなさかなは成長していき、みどりのさかなは衰えていきます。そして次の世代へとバトンは渡されていくのです。
人生の先輩として、自分もそうだったと振り返り自分の知恵は伝えつつ、発達段階によって成長を見守り手放していくという事が、子育てにおいても忘れてはいけいなと思わされます。
小さな青い魚は、ウツボがこわくて、いつもびくびくしながら海草の陰に隠れて暮らしていました。でも、ある時大きくて立派な緑色の魚に誘われて、広い海に散歩にいきました。それから毎日、ふたりで海を楽しく泳ぎまわりますが、ある時緑色の魚が姿を見せなくなりました。……そしてある日、自分を見つめている小さな銀色の魚にきづいた青い魚は、一緒に広い海へ行こう、と誘います……。(こどものとも558号)福音館書店HPより
ーつぎはテンポがよくシンプルに面白いお話。
うさんごろとおばけ(作・瀬名恵子)あかね書房
せなけいこさんといえば、たくさんの絵本がたくさん出版されていますが、この”うさんごろとおばけ”は1977年初版の児童書で現在はもう出版されていないんですよね。
”うさぎのうさんごろをしってるかい。うさんごろはからだがでっかい。めだまもでっかい。もひとつ、はなしもでっかいって。”から始まって”うさんごろは、いつもこんなちょうしさ”で終わるうさんごろのお話。「うさんごろとてっぽう」「うさんごろとかっぱ」「うさんごろとおばけ」の3つのお話が入っています。どれもとてもユニークで楽しい、うさんごろの話です。
あとがきもあって、瀬名恵子さんは、おばけの絵は江戸時代から伝わる絵を参考にされていたり、おばけは日本の文化財なので現代の日本の子供たちに伝えたくておばけの本を作っているなど、書かれています。とても面白いので絶版になっていることが不思議です。
くやしっぽ(作・丸井裕子 絵・長新太)
1983年初版の講談社の児童書です。
くやしっぽは、たぬきのしっぽでした。けれどある日、くやしっぽはけっしんしました。「もうたぬきとは さよならだ。ぼくは、ただのしっぽのくやしっぽになるんだ。」ってね。ーくやしっぽ より
まず、たぬきのしっぽが主人公って想像力が豊かすぎます。くやしっぽの持ち主である、たぬきは理不尽にも事あるごとにくやしっぽを噛むんです。ところがある日、オオカミに出会って慌てたたぬきはしっぽをドアにはさんでしまって落としてしまいます。
本当に単純に面白いです。おかしくって子供とゲラゲラ笑えます。お話のおかしさに加え、長新太さんの絵が楽しさを倍増させてくれる児童書です。
もう発売されていないので、なかなか出会えない本ですが、図書館の閉架図書に眠っていたりするかもしれないので是非お子さんと読んでみてください!
低学年で読書好きにするぞ作戦
読書好きになってほしい。
私は実に不純な(?)動機から子供が本好きになってほしいな~
と思っていました。
例えば…
勉強ができるようになりそう。
ただなんとなく、カッコいい。
遊んであげなくても、静かにしていてくれる。
など。
読書は、母のそんな空っぽな考えのメリットだけじゃなくて実際には体験できないことを本の中で体験したり感じたりできます。
生きていくヒントだったり、癒しだったり、新しい知恵を得ることが出来たり、読書という時間が嫌なことから守ってくれたり…本当にいいなって思います。
なので子供には是非本好きになってほしくて、母はこそこそ色々な事をしました。
そのなかでも、読書好きになったきっかけを作った作戦を紹介します。
自分で読んでみようと思わせる作戦
・制限時間5分の読書時間をつくる。5分後に強制終了。
→もう5分?って案外短いので、続きを読みたくなります。
・食事中などに朗読をしてあげて、いいところで自然に切り上げる。
→え?終わり?続きは自分で読みたくなります。
・待ち時間や、移動時間の隙間時間に読めるように本を持っていく。
→読書しかやることのない状況へ追い込みます。
・本を無造作に置いておく
→手に取る機会を増やしてあげます。
どんな本をおすすめするか
・字の大きな本
・好みの絵のタイプの本
・本人より対象年齢が下の本
・シリーズもの
・漫画はNG
小学生低学年が勝負
本は読み聞かせの時は好きでも、自分で読むという作業が入ってくると途端に敬遠する子も多いでしょう。字が読めるようになる小学校低学年の時に、絵本でもなんでもいいので自分で字を読むことに対する苦手意識をなくしてあげることが大切です。
年齢が上がると、作戦も見え透いた感じになってくるので難しいんです。
シリーズものは一気に読書量を増やしてくれるのでお勧めです!
低学年にオススメのシリーズは…
・おばけずかん
・おしりたんてい
・ようかいとりものちょう
・となりのせきのまずだくん
男の子は
・ミルキー杉山のあなたも名探偵
・モンスター一家のもん太くん
・ほねほねザウルス
女の子は
・まじょのナーニさん
・おばけのバケロン
・うみのとしょかん
本を一冊読破できた!という成功体験があればあるほど、どんどん読書量を増やしていくことが出来ると思うので初めは簡単な本を沢山読むことを是非お勧めします。
子供に名作を読んで欲しい!
名作を読んで欲しい!
いわゆる名作は、何十年何百年も昔から伝わってきたお話に関わらず、時代が変わった今でも、新たな感動や教訓を与えてくれる素晴らしいものだと思います。
子供にも是非、名作の世界でいろんな冒険や体験をしてほしいですよね。
名作に興味を持つかは、どんな本にいつ出会うかが重要です。
・幼児期~
・小学生低学年~
・小学生以降でも絵本を一緒に読もう!
幼児期は名作の世界への入り口。
幼児期は読み聞かせで読んでもらうことが多いと思いますが、大抵はかなり簡略化された内容になっていて、ワクワク!ドキドキ!要素が凝縮されていて名作って楽しいって思うような内容に絞ってあると思います。王道は400円弱で販売されている世界アニメ絵本的なものではないでしょうか。この時期はお話を聞くのって楽しいという感覚が持てればOKだと思います。
小学生低学年頃~自分で本を読むようになってからは…
そして、次のステップ。読み聞かせの機会が減る小学生低学年の時期。この時期がとっても重要です。名作に限らずですが、読み聞かせから自分で本を読みたいと思えるかどうかによって、本好きな子になるのか、苦手な子になるのかが決定していきます。
どういう本に出会うかによって本、さらには名作が好きになるのか、苦手になるのかが変わってくると思います。
どんな本がいいのか。
名作といえば私の勝手なイメージは、いかにも”名作です”という格好をしたハードカバーの分厚い本。そして本棚の一角をシリーズで埋め尽くしてしまう、自信たっぷりの感じ(!?)私は、これがどうも苦手でした。とっつきにくいんですよね。本が苦手な上に、名作って知ってる内容だし、真面目で面白くなさそう。って思ってたんです。(個人的な意見です)
が、最近の名作シリーズはとても面白そうなんですよね。入り口はどうであれ、まずは興味を持つことがとっても大切なので、子供が読んでみようかなと思える本に出会わせてあげるのが良いと思います。
一番お勧めが学研プラスから出版されている10歳までに読みたい世界名作・日本名作のシリーズです。オールカラーで挿絵もところどころに入り、原作をもとに児童作家さんが書かれているので内容も子供が読みやすくなっています。
同じようなKADOKAWAから出版されているの100年後も読まれる名作シリーズもありますが、うちの子供たちは断然学研プラスの方が気に入っていました。
女の子であれば新生出版社のトキメキ夢文庫のシリーズもおすすめです。こちらはお話の出だしは漫画で、いいところから文章にかわるので本が苦手な子にもお勧めです。
幼児向けの絵本よりも少し詳しくて、完訳版より簡略されている中間的は位置の本は、子供たちが完訳版を読むための架け橋になってくれた本でした。
実際に10歳までに読みたいシリーズの中から気に入ったお話は、完訳版にを読み、さらに同じ作者の別の本を読んだり、読書の幅をどんどん広げてくれたシリーズです。
自分で読むようになっても、大切な読み聞かせと、絵本。
子供には、いくつになっても読み聞かせをしてあげるのが良いと思います。読み聞かせというよりは、一緒に読もうという感覚でしょうか。絵本は、決して小さい子供だけのためではないですよね。小学生や中学生の子供の心にも響く本がたくさんあります。名作の類にはそういったものがたくさんありますので、読み聞かせをしながら、幼児期には難しかったけど、大きくなったからこそ、一緒に楽しめる名作絵本を是非親子で楽しんでみてほしいと思います。
教員の採用倍率最低のヒント。教師崩壊を読んで。
教師崩壊
現在の学校の先生たちの置かれている状況がよく分かる内容でした。
作者は、日本の教育現場の状況を改善していかなければいけない。今回のコロナウィルスにより、見えてきたことをきっかけに学校、社会が学校に対しての意識を変えるチャンスにしなければならないと訴えています。
本当に日本の教育は変わらないです。自分自身が小学生だった頃と、自分の子供が小学生になった現在で変わったな・・・って感じることはほとんどありません。
あるとすれば、教室に置かれているTVがブラウン管から薄型になって画面が大きくなったな~とか?あ、最近やっとクーラーがついたのも、素晴らしい進歩といえるのかな?
学校の設備やシステムに進歩は感じられないものの、ランドセルや、習字道具、絵の具セット、裁縫セットなどの備品に関しては驚くべき進歩を遂げていますが…
変わることが一概にはいいこととは言えませんが、あまりにも学校は時代に合っていないなと思うことも多いです。日本は和を重んじるあまり、反対意見が出ると、そこで議論が停止してしまったり、そういった面倒なことを避けるために誰も変えようとしない傾向があるかもしれませんね。
まずは、一保護者にできることは学校に多くを望まない雰囲気を作っていくことかなと思いました。先生の勤務時間はだいたい8時~17時という事。部活動や登下校の安全の確保は学校の役割じゃなくて、警察の管轄です。
暮らしは便利になり、暮らしやすくなっているはずなのに、人々は昔より閉塞感を感じているように思います。
私たち保護者も学校に対しての期待が大きすぎるのも問題だなと思いました。
親が全てを抱え込んで全てを背負えというわけではなく、自分の子供の勉強、しつけ、安全将来などを、人任せにせず親自身がしっかり意識をもっていなくてはいけないと思う。
メルカリに出品してみて感じたこと。
本当に便利な世の中になったもので…
初めてメルカリで出品をしてみました。
今までは古本の購入に数回使ったある程度でしたが、
メルカリのキャンペーンをきっかけに出品もしてみました。
それが、結構売れるんですね…
出品したものは、読み終わった古本です。
確かに手間がかかりますが、楽しいですね。
自分のお店を持ったような感じ。
何より捨てるはずのものが、また誰かの役に立つっていうところがいいですね。
そして、売上金でまた欲しかった本を購入できるっていうなんという素晴らしいシステムでしょう。売上金はメルカリ内だけじゃなくて、メルペイに対応している実店舗で使えるんですよね。
メルカリ出品デビューと共に、QRコード決済デビューもしちゃいました。
これからは、物を所有する感覚はなくなり、何かを購入し、そのモノが不要になった時、メルカリ等のフリマアプリで販売、そのモノを購入した金額と販売した金額の差をレンタル代と考えるようになるらしい。
確かにメルカリを使ってみてそうかもなぁと思った。
今は大量消費の時代ですが、これからは良いものを購入して次の人に買ってもらえるよう(商品価値が下がらないよう)”物を大切にする”っていう事も出てきそうだなと思った。
昔だったら、○○家に代々伝わる…みたいなものが、フリマアプリで代々伝わる…みたいな感じに!?
色々な新しいものが出てきて社会が人が、考え方が文化が、時代によって変化していくんだなと考えさせられた。
【小学生で身に着けたい】プログラミングでアプリをつくろう!”自分にもできる”が実感できる本
子供の科学 ミライサイエンスシリーズ
今回はこのシリーズから、 プログラミングの実践本を紹介します。
プログラミングでなにができる? 監修/阿部和広 著/杉浦学
プログラミングでなにができる?: ゲーム・ロボット・AR・アプリ・Webサイト……新時代のモノづくりを体験 (子供の科学★ミライサイエンス)
- 作者:杉浦 学
- 発売日: 2018/05/08
- メディア: 単行本
この本でできること
- プログラミングを使ってゲーム作り(スクラッチ)
- ARドラム、ピアノ作り(スクラッチ)
- ロボットをプログラミングを使って動かす(別教材必要)
- HTMLを使ってのホームページ作成(Brackets)
- HTML,JavaScriptを使ってスマホアプリ作成(Monaca)
この一冊で、これ全部できちゃうんです。このシリーズはすべて内容が濃いんですが、特にこの一冊は実践できるという点で、本当内容の濃い。これは子供の新しいチャレンジを応援するための本だと思います。こどものプログラミング入門の本はだいたいスクラッチでしょ?くらいに思っていたんですが内容をみてビックリです。HTMLの書き方や、そこからJavaScriptなども使ってアプリまで作っちゃうなんて驚きました。本格的。実際に子供が自分にもこんなことが出来るんだ!って思えるような体験ができると思います。
どんなゲームが作れるの?
2013年に作られて人気になったスマホゲーム「フラッピーバード」というものがあるそうですが、それを真似したゲームをスクラッチで作っていきます。キャラクターがタッチ操作によってジャンプしながら障害物をよけていくといった感じのゲームです。この本で作れるゲームの場合は、パソコンで作るのでスペースキーをタップするとジャンプするといった具合です。パソコン画面の写真と一緒に説明文が書かれていますので、手順通りに作っていけば簡単にできます。スクラッチのユーザー登録などは保護者の方の協力が必要ですね。
ARドラム、ピアノって?
これもスクラッチで作っていきます。パソコンの内蔵カメラとスクラッチのプログラミングを組み合わせて、ドラムやピアノを操作するといった内容です。
カメラに映った自分の手で、スクラッチでプログラミングを組んだドラムを触ると音が鳴るという、なんとも不思議な操作方法を小学生が簡単に作れるんです。
ロボットのプログラミグ操作は?
ロボットに関しては、別に教材が必要です。しかも現在売り切れのようで残念ですね。なので、今回は飛ばします。
HTMLを使ってホームページ作成ができる!
教科書をノートに書き写すような要領で本に書かれたHTMLを間違いなく入力していくだけでホームページができるといった具合です。初めに実際にHTMLを書いてみて、それからそれぞれのタグの説明に入っていきます。どういうペーを作っていくかというと、前の段階で作成したスクラッチのゲームの画像をホームページに表示させたり、リンクを貼り付けてページ同士をつなげたりなどができます。
その時にHTMLが書きやすいように工夫されたBracketsというアプリを使うので、このBracketsのインストールなどは保護者の方の手伝いが必要ですね。
スマホアプリまで作れちゃう!
最終的にはスマホアプリまで作れちゃいます。MonacaというWebサイトを使ってスマホアプリの作り方が紹介されています。Monaca無料のトライアルを利用するという感じです。簡単なクイズのできるアプリをパソコンで作成し、スマホで動作させることが出来ます。正直ここまでくると、小学生一人では難しいかもしれません。本に書いてある通りに入力していけばいいんですが、結構内容が込み合ってきます。ただ、出来上がって実際に自分のスマホで作動させることができたら、達成感ですね。いろんなアイディアが広がります!
困ったときも大丈夫!
とてもサポートが手厚いんです。この本専用のサポートのサイトがあるので困ったことがあれば、このサイトを見れば解決します。
プログラミングをやってみたい子はもちろん、何か新しい事を始めたいと思っている子供にもとてもお勧めです。
同シリーズで一緒に読むと知識が深まる「コンピューターってどんなしくみ?」も紹介しています。
【小学生で身に着けたい】コンピューターの事が分かる本
「子供の科学 ミライサイエンス」シリーズ
ITの分野は日々すごい速さで発展しています。数年前までは考えられなかった生活を今現在すでに送っているのを考えると、この先どんな世の中になっていくのか、想像もできないですね。そういった新しい技術の知識を知っておくことは、未来を予見できたり、想像して楽しんだりすることができると思うのでいいですよね。
そんな時に是非お勧めのシリーズをご紹介します。
なぜシリーズでお勧めするかというと、一冊一冊の内容が素晴らしいのに加え、内容に少しづつつながりがあるので、数珠繋ぎのように知識が連動して広く深くなっていくんですよね。
まずは・・・
コンピューターってどんなしくみ?
監修/村井純 佐藤雅明
監修者は”日本のインターネットの父”
この本を監修者・村井純先生は日本のインターネットの父と呼ばれている先生。日本で最初にインターネットのネットワークをつくったり、コンピューター上で日本語や、他の様々な言語を使えるようにしたすごい方なんですね。
聞いたことはあるけど、分からない…そんな用語が分かる!
内容は初めはコンピューター自体の説明、次にコンピューターがどのような仕組みでインターネットに繋がっているのか、そしてインターネットの仕組と、これからの可能性について。
コンピューターを触ったことがない人には難しい内容だと思いますが、少しは知っている人にとっては、聞いたことはあるけど、どういう意味なんだろうという言葉の説明がたくさんあり、そういうことね~!となると思います。
例えば、インターフェースやlot、パケット、クラウド、IP・インターネットプロトコルなど聞いたことあるけど説明してって言われると…じゃないですか?
でだしは、炊飯器もコンピューターでプログラミングによっておいしいお米が炊けてるんだよ〜という簡単な内容から、すべて読むと最終的には、まだ夢の量子コンピューターの可能性まで知ることができます。
一冊でコンピューターのことが全てわかったような気になれる。
このシリーズの素晴らしい点は内容がしっかりしているのに、程よい娯楽として読めるというところだと思います。教科書的なつくりの本であれば、途中でつまらなくなってしまうと思いますし、崩しすぎるとギャグや漫画のようになってしまい知識としてはイマイチになります。その中間の丁度良いバランスをとった本だと思います。
理解度の点からは小学高学年くらいが、お勧めかと思いますが、イラストが多いので中学年でもいいかな。
つづいて…
繋がりののある同シリーズ
一緒にお勧めなのが"プログラミングでなにができる?"です。"コンピューターってどんなしくみ?"で知識がついたところで、実践です。コンピューターがあれば、実際にゲーム・AR・Webサイト・アプリなどの作成ができてしまいます。すごい。
次回紹介します。