平凡な母

趣味です。書いてみたいので書いてみます。

教員の採用倍率最低のヒント。教師崩壊を読んで。

教師崩壊

 

現在の学校の先生たちの置かれている状況がよく分かる内容でした。

作者は、日本の教育現場の状況を改善していかなければいけない。今回のコロナウィルスにより、見えてきたことをきっかけに学校、社会が学校に対しての意識を変えるチャンスにしなければならないと訴えています。

 

本当に日本の教育は変わらないです。自分自身が小学生だった頃と、自分の子供が小学生になった現在で変わったな・・・って感じることはほとんどありません。

あるとすれば、教室に置かれているTVがブラウン管から薄型になって画面が大きくなったな~とか?あ、最近やっとクーラーがついたのも、素晴らしい進歩といえるのかな?

学校の設備やシステムに進歩は感じられないものの、ランドセルや、習字道具、絵の具セット、裁縫セットなどの備品に関しては驚くべき進歩を遂げていますが…

 

変わることが一概にはいいこととは言えませんが、あまりにも学校は時代に合っていないなと思うことも多いです。日本は和を重んじるあまり、反対意見が出ると、そこで議論が停止してしまったり、そういった面倒なことを避けるために誰も変えようとしない傾向があるかもしれませんね。

 

まずは、一保護者にできることは学校に多くを望まない雰囲気を作っていくことかなと思いました。先生の勤務時間はだいたい8時~17時という事。部活動や登下校の安全の確保は学校の役割じゃなくて、警察の管轄です。

 

暮らしは便利になり、暮らしやすくなっているはずなのに、人々は昔より閉塞感を感じているように思います。

私たち保護者も学校に対しての期待が大きすぎるのも問題だなと思いました。

 

親が全てを抱え込んで全てを背負えというわけではなく、自分の子供の勉強、しつけ、安全将来などを、人任せにせず親自身がしっかり意識をもっていなくてはいけないと思う。