ゾロリの次は何を読む?つづき~中級編~小学低学年・中学年にオススメの本
子供の読書がゾロリからステップアップできないという事はよく聞きます。そんな時は、まずはゾロリと似たような系統の本で読書の幅を広げてあげるといいかと思います。それは以前の記事で紹介しましたので興味のある方はどうぞ。
今回は、次のステップ。ゾロリじゃない本も読むようになり、読書の幅が少し広がったところで文字が多くボリュームももう少しある本に移行していきましょう。そんな時にお勧めの本を紹介していきます。
ふしぎ駄菓子屋 銭天堂 シリーズ
不思議な短いお話がいくつか入っています。小学生にとても人気があります。Eテレでもアニメ放送されていますね。アニメで見るのと、文字で読むのでは感じ方も全然違うのでアニメが先でも、読書が先でもどちらからでも楽しめると思います。
ダレン・シャン シリーズ
ちょっとスリルがあってドキドキするお話です。ドラキュラや、毒ぐも、蛇男・・・主人公は”いかにも優等生の主人公”というタイプではないので、そういった子供の方が共感できるかもしれません。読書が似合わないような中学年くらいのやんちゃな男の子にお勧めです。現在は文庫本のタイプで販売されていますが、子供はハードカバーの方が読みやすいかもしれません。ハートカバーの方が字も大きいですし、行間にゆとりがあります。古本しかないのは残念ですが…
10歳までに読みたい名作 シリーズ
学研プラスから発売されている10歳までに読みたい名作シリーズ。世界名作、日本名作、名作ミステリーとあります。どれもオールカラーで絵も現代バージョン。内容も難しすぎず幼稚すぎずで10歳頃に焦点を当てたとてもいいシリーズだと思います。子供がどんなお話が好きかにもよると思いますが、私は名作ミステリーのシャーロックホームズのシリーズが推理をするというエンタメ性があって一番読みやすいのではないかと思いました。
タンタンの冒険 シリーズ
オールカラーの漫画ですが、内容を理解しようと思うとしっかりとした読書になります。時代も国も違うので、そんなことあり!?っていう部分もありますが、そういったところも面白いです。ハードカバーの本が大きいサイズでしっかりしているので読みやすいです。 映画もあるので併せて見ると、本で読んだ内容が実写化(CG)されているので子供が喜びます。
ジャングルや、雪山からの生還を目指し読者自身が選択をし読み進めていくゲームブックです。 間違った選択をすると、ゲームオーバーになってしまいます。物語を追って読むというより、自分で選択をすることによって結末が変わるというところが面白いと思います。ゲーム的な要素を入れることによって、字だけの本にも興味を持てたり、最後まで読めたりすると思います。
5章 持てるものに感謝しよう17章 大切なのは失敗しないことではなく、それをどう乗り越えるか19章 本は世界を広くしてくれるマインクラフトはじまりの島 作マックス・ブルックス