平凡な母

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子供に名作を読んで欲しい!

名作を読んで欲しい!

いわゆる名作は、何十年何百年も昔から伝わってきたお話に関わらず、時代が変わった今でも、新たな感動や教訓を与えてくれる素晴らしいものだと思います。

子供にも是非、名作の世界でいろんな冒険や体験をしてほしいですよね。

 

名作に興味を持つかは、どんな本にいつ出会うかが重要です。

 

・幼児期~

・小学生低学年~

・小学生以降でも絵本を一緒に読もう!

 

 

幼児期は名作の世界への入り口。

幼児期は読み聞かせで読んでもらうことが多いと思いますが、大抵はかなり簡略化された内容になっていて、ワクワク!ドキドキ!要素が凝縮されていて名作って楽しいって思うような内容に絞ってあると思います。王道は400円弱で販売されている世界アニメ絵本的なものではないでしょうか。この時期はお話を聞くのって楽しいという感覚が持てればOKだと思います。

 

小学生低学年頃~自分で本を読むようになってからは…

そして、次のステップ。読み聞かせの機会が減る小学生低学年の時期。この時期がとっても重要です。名作に限らずですが、読み聞かせから自分で本を読みたいと思えるかどうかによって、本好きな子になるのか、苦手な子になるのかが決定していきます。

どういう本に出会うかによって本、さらには名作が好きになるのか、苦手になるのかが変わってくると思います。

 

どんな本がいいのか。

名作といえば私の勝手なイメージは、いかにも”名作です”という格好をしたハードカバーの分厚い本。そして本棚の一角をシリーズで埋め尽くしてしまう、自信たっぷりの感じ(!?)私は、これがどうも苦手でした。とっつきにくいんですよね。本が苦手な上に、名作って知ってる内容だし、真面目で面白くなさそう。って思ってたんです。(個人的な意見です)

 

が、最近の名作シリーズはとても面白そうなんですよね。入り口はどうであれ、まずは興味を持つことがとっても大切なので、子供が読んでみようかなと思える本に出会わせてあげるのが良いと思います。

 

一番お勧めが学研プラスから出版されている10歳までに読みたい世界名作・日本名作のシリーズです。オールカラーで挿絵もところどころに入り、原作をもとに児童作家さんが書かれているので内容も子供が読みやすくなっています。

  同じようなKADOKAWAから出版されているの100年後も読まれる名作シリーズもありますが、うちの子供たちは断然学研プラスの方が気に入っていました。

女の子であれば新生出版社のトキメキ夢文庫のシリーズもおすすめです。こちらはお話の出だしは漫画で、いいところから文章にかわるので本が苦手な子にもお勧めです。

 

幼児向けの絵本よりも少し詳しくて、完訳版より簡略されている中間的は位置の本は、子供たちが完訳版を読むための架け橋になってくれた本でした。

実際に10歳までに読みたいシリーズの中から気に入ったお話は、完訳版にを読み、さらに同じ作者の別の本を読んだり、読書の幅をどんどん広げてくれたシリーズです。

 

 

自分で読むようになっても、大切な読み聞かせと、絵本。

 子供には、いくつになっても読み聞かせをしてあげるのが良いと思います。読み聞かせというよりは、一緒に読もうという感覚でしょうか。絵本は、決して小さい子供だけのためではないですよね。小学生や中学生の子供の心にも響く本がたくさんあります。名作の類にはそういったものがたくさんありますので、読み聞かせをしながら、幼児期には難しかったけど、大きくなったからこそ、一緒に楽しめる名作絵本を是非親子で楽しんでみてほしいと思います。

 

 

10歳までに読みたい世界名作 第1期 既8巻

10歳までに読みたい世界名作 第1期 既8巻

  • 発売日: 2015/02/02
  • メディア: 単行本
 

 

 

蜘蛛の糸 (日本の童話名作選)

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